震災備忘録

1995年1月17日以降の日付の無い記憶

阪神淡路大震災とは

1995年1月17日5時46分52秒、阪神淡路大震災が発生しました。

兵庫県の淡路島北部(あるいは神戸市垂水区)沖の明石海峡(北緯34度35.9分、東経135度2.1分、深さ16km)を震源として、マグニチュード7.3の地震でした。

犠牲者は6,434人にも達し、第二次世界大戦後に発生した自然災害では、東日本大震災が発生するまでは最悪のものであったそうです。

あれから、もう30年も経過したんですね。

あの時の経験と、今となって気付いた事を書き記しておきたい。

防災気象情報

11月12日の新聞報道ですが、防災気象情報が来年の梅雨期から変わるようです。

気象庁は、大雨など4つの警報や注意報などの防災気象情報について、新たに5段階にレベル分けで発表し、「危険警報」を新設するそうです。

気象庁などは、これまでの警報や注意報などの「防災気象情報」は「複雑でわかりにくい」と指摘を受け、3年前から有識者による検討会を行い、見直しを進めていたようです。

3年もかかったんや…ってのが正直な感想です。

「大雨」「河川氾濫」「土砂災害」「高潮」の4つの災害について、新しく5段階のレベルに分けて発表することとなるそうです。

レベル5の「特別警報」とレベル3の「警報」の間に、レベル4の「危険警報」が新設され、河川氾濫の特別警報も新設されるそうです。

河川管理者が都道府県などに連絡し、さらに情報を気象庁に提供することで、河川氾濫の特別警報を発表するということです。河川は流石に現地の情報が必要なのでしょう。

「氾濫」に関する情報については当面、全国にある400余りの「洪水予報河川」に指定された大きな河川を対象にして発表するとしています。最近では豪雨で中小河川の氾濫をニュースで見たような気がするのですが、気のせいでしょうか?400に指定されなかった河川が気になったりします。

また、警報級の気象現象が5日先までに予想されるときに発表するレベル1の「早期注意情報」も発表とのこと。土砂災害と高潮も5段階レベルで示され、土砂災害はこれまでレベル4の「土砂災害警戒情報」が発表されていますが、「危険警報」に変わるとの事。

高潮は「高潮特別警報」と「高潮警報」が両方ともレベル4で発表されていますが、レベル4の「危険警報」が新設されるため、5段階で示すとの事。

全て1~5レベルになるって事で、レベル1:災害への心構えを高める

レベル2:避難行動を確認(避難場所や避難ルート、避難のタイミング等)

レベル3:避難に時間を要する人は早めに避難・避難の準備等

レベル4:危険な場所から全員避難

レベル5:警戒レベル 命の危険直ちに安全確保

この5レベルで情報が発信されるそうです。

豪雨災害、私が子供の頃は台風くらいしか無かったと思うのですが、現在は台風で無くても

線状降水帯が発生したりと豪雨による災害が発生しています。

地球温暖化の影響なのでしょうか?

災害の種類が増えた感じがします。

さて、ここまでの話で気付いた事を述べてみたい。

防災気象情報が発表されるって事は…

気象情報はある程度正確に予想できる。そこが地震災害との違いかと思います。

地震は何時発生するか分かりませんが、気象情報はある程度事前に災害の発生が予測できる。ただ、豪雨災害も経験して事の無い人が多い。地震が発生したらどうするか?

日本なら学校でも防災訓練やっているので、なんとなくでも理解してる。

豪雨災害についてはどうか?

防災気象情報の周知と、「その時どうすべきか?」の教育が必要ではと思います。

つづく…

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