1995年1月17日以降の日付の無い記憶
阪神淡路大震災とは
1995年1月17日5時46分52秒、阪神淡路大震災が発生しました。
兵庫県の淡路島北部(あるいは神戸市垂水区)沖の明石海峡(北緯34度35.9分、東経135度2.1分、深さ16km)を震源として、マグニチュード7.3の地震でした。
犠牲者は6,434人にも達し、第二次世界大戦後に発生した自然災害では、東日本大震災が発生するまでは最悪のものであったそうです。
あれから、もう30年も経過したんですね。
あの時の経験と、今となって気付いた事を書き記しておきたい。
上水道老朽化
ちょっと前、9月26日の新聞報道なのですが、上水道の老朽化による事故が発生しているようです。京都の中心部で道路冠水事故。水道管の破損が原因で周辺地域に車の浸水や水道水が濁る等影響が出たそうです。この水道管は設置が1959年。設置から60年以上経過していたそうです。特に大きな地震等無くても、老朽化でライフラインが止まる事があるようです。日本全国で上水道の老朽化が進行しており、2025年6月現在、全国の水道管の約2割、17.6万kmが法定耐用年数の40年を超えているそうです。京都の例は60年以上経過なので、これは法定耐用年数超えてたって事なのでしょうか?多くの水道管は昭和30〜40年代に整備されたものであり、更新率は年間わずか約0.65%と低く、このままでは全ての管路を交換するのに130年以上かかるとされているそうです。南海トラフ地震地震や首都直下地震に間に合わない可能性がありそうです。
国交省は、災害時の避難・救助や物資供給の主要ルートとなる緊急輸送道路(緊急道)下は5年を目途に優先的に更新するそうです。
とは言うものの。水道事業は自治体単位で行われ、料金収入で維持管理や改修の経費を賄うのが原則だそうです。ただ、人口減少による料金収入の低下や資材価格の高騰など費用面が壁となり、更新が滞る自治体も少なくないそうです。
計画倒れにならなければ良いのですがねぇ…。
さて、ここまでの話で気付いた事を述べてみたい。
「水」
水は必要であるが、それは「生きている」のが前提の話。
大規模地震が発生した時は、まず「生き残る」ことを優先しなければならないと思います。
「自助」です。自分が助からないと、他人を助けることは困難だと思います。
で、助かった時に必要になうのが「水」です。
上水道の老朽化がライフラインの復旧に影響を与える…想定以上に復旧に時間が掛かる?
「水」は非常時で無くても手に入れる準備はしておいた方が良いかもしれませんね。
そう言えば、新総理の初心表明演説に防災の事無かったような…気のせいですかね?
つづく…

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