震災備忘録:阪神淡路大震災

1995年1月17日以降の日付の無い記憶

阪神淡路大震災とは

1995年1月17日5時46分52秒、阪神淡路大震災が発生しました。

兵庫県の淡路島北部(あるいは神戸市垂水区)沖の明石海峡(北緯34度35.9分、東経135度2.1分、深さ16km)を震源として、マグニチュード7.3の地震でした。

犠牲者は6,434人にも達し、第二次世界大戦後に発生した自然災害では、東日本大震災が発生するまでは最悪のものであったそうです。

あれから、もう30年も経過したんですね。

あの時の経験と、今となって気付いた事を書き記しておきたい。

インフルエンザ

インフルエンザが既に流行期に入ったようです。

毎週金曜日に厚生労働省が発表しているデータでは、第39週9/22-9/28に定点報告の数値が、1.04と1を超えました。簡単に言うと1は自分の事で、1超えるって言う事は自分以外に感染させている事になるので、流行期に入った事になります。前年同期は、0.63だったので、昨年より流行が早まっている事になります。第40週9/29-10/5は、1.56(前年同期0.77)と確実に流行は進んでいるようです。インフルエンザと言えば寒い時期に流行するイメージなのですが、これだけ暑いのに何で?って感じですが、南半球は冬。インフルエンザ流行しているのでしょう。今年は、海外からの旅行者が多いので、インフルエンザのウイルスも付いてきたのかもしれません。

で、その流行基準ですが、定点報告数が1.0以上で流行期入。10人になると注意報レベルでの流行。30人に達すると警報レベルの流行となります。

普通ならそろそろインフルエンザ予防接種しようかなって考える時期ですが、今年は既に流行期に入ってますので、先ずは、手洗い、手指の消毒。ガラガラうがいは、微妙かな?

あれ。アメリカではその習慣ないらしいです。私の知ってる方もアメリカ在住時自宅でパーティがあった時は、旦那から余興で、ガラガラうがいさせられたって聞いた事あります。

世界ではエビデンス無いようです。ガラガラうがい。

さて、ここまでの話で気付いた事を述べてみたい。

災害だからといって感染症は待ってくれない。

阪神淡路大震災時は1月だったのでインフルエンザ流行していたはずなのですが、どうも記憶が無い。多分、そこまで意識が回っていなかったと思う。あれだけ布団敷き詰めた教室。

隣人と仕切るモノも無く、あの状況は感染しない方がおかしい。しかし、同じ状況を30年後に能登でまた見る事とになるとは…。

感染症対策は自分でできる事(手洗い、手指の消毒)日本だから、うがいも入れときますかね。公助でできる事(避難所でのパーティションやトイレ等衛生状況の整備)、予防接種等

災害関連死を減らすためにも、災害時も通常時と同じ様に、感染症対策が出来るようになっておきたいものです。

つづく…

コメントを残す