震災備忘録:阪神淡路大震災

1995年1月17日以降の日付の無い記憶

阪神淡路大震災とは

1995年1月17日5時46分52秒、阪神淡路大震災が発生しました。

兵庫県の淡路島北部(あるいは神戸市垂水区)沖の明石海峡(北緯34度35.9分、東経135度2.1分、深さ16km)を震源として、マグニチュード7.3の地震でした。

犠牲者は6,434人にも達し、第二次世界大戦後に発生した自然災害では、東日本大震災が発生するまでは最悪のものであったそうです。

あれから、もう30年も経過したんですね。

あの時の経験と、今となって気付いた事を書き記しておきたい。

暑い…。

今、これ書いてるのですが、外の気温は37度くらいか?

いや、アスファルトの上ならもっと暑いか?しかし、体温より暑いとは…。

暑さに関する用語に3つ程あります。

夏日:最高気温が25度以上の日

真夏日:最高気温が30度以上の日

猛暑日:最高気温が35度以上の日

真夏日と猛暑日が1か所でも観測された日を、阪神淡路大震災のあった1995年と昨年2024年の5月~10月の記録を気象庁のデータで比較してみたい

      5月            6月              7月

     真夏日・猛暑日  真夏日・猛暑日 真夏日・猛暑日

1995年  16   0    22   1    31   20

2024年  21   0    28   7    31   31

      8月           9月                10月

     真夏日・猛暑日  真夏日・猛暑日 真夏日・猛暑日

1995年  31   30    29   5   14   0

2024年  31   30    30   21   31   0

これを見る限り残暑が厳しきなっているように思います。

(最高気温、平均気温調べればもっと差があるかもしれませんが、何れ)

これは秋が短くなったと言うことなのでしょうか?

これも気候変動の影響なのでしょうが、人命に影響する暑さなんです。

そう、熱中症です。

さて、ここまでの話で気付いた事を述べてみたい。

暑さは災害級?

熱中症は体から熱が放出されにくくなることで体温が上がったり、汗をかきすぎて体内から水分が奪われたりすることで起こり、時は生命にもかかわる。

熱中症による死亡者ですが、厚生労働省のデータでは、

1995年:318名 2000年:207名 2005年:328名 2010年1731名 2011年:948名

2012年:727名 2013年:1017名 2014年:529名 2015年:970名 

2016年:621名 2017年:635名 2018年:1581名 2019年:1224名 

2020年:1528名 2021年:755名 2022年:1477名 2023年:1651名

2024年:2033名

30年前に比べると6倍以上の方が熱中症で亡くなられた事になります。

それも高齢者が多いようですので、今後さらに高齢化が進んでいきます。

地震や台風だけでなく、熱中症対策も必須になったようです。日本は。

つづく…

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