震災備忘録:阪神淡路大震災 

震災備忘録:阪神淡路大震災

1995年1月17日以降の日付の無い記憶

阪神淡路大震災とは

1995年1月17日5時46分52秒、阪神淡路大震災が発生しました。

兵庫県の淡路島北部(あるいは神戸市垂水区)沖の明石海峡(北緯34度35.9分、東経135度2.1分、深さ16km)を震源として、マグニチュード7.3の地震でした。

犠牲者は6,434人にも達し、第二次世界大戦後に発生した自然災害では、東日本大震災が発生するまでは最悪のものであったそうです。

あれから、もう30年も経過したんですね。

あの時の経験と、今となって気付いた事を書き記しておきたい。

7月5日は何も無かったけれども

何か7月5日に日本で大規模災害が起こるみたいな噂があり海外からの旅行者も減ったって話がありましたが…熱中症はありましたか?

かと言って今後何も起こらないって話では無い。

例えば、南海トラフ地震、今後30年以内に80%程度の確率で発生するとされています。

私、専門家では無いので、こう言う確率ってどう計算しているかわかりません。

ただ、過去に発生していることは分かっているようなので、それなら素人の私でも調べりゃ分かる。

             間隔

684年 白鳳地震

887年 仁和地震      203年

1096年 永長地震      209年

1361年 正平(康安)地震  265年

1498年 明応地震             137年

1707年 宝永地震      209年

1854年 安政地震             147年

1944 / 1946年 昭和地震      90年

今年が2025年なので、最後に発生してから79年ってことになる。

これだけを見ると、直ぐでは無い気がするのですが、自然の事ですから油断は禁物。

で、少し気になるのが、この中で駿河湾で地震が発生したと言われているのが

           間隔

1096年 永長地震 

1498年 明応地震   402年

1707年 宝永地震   209年   

1854年 安政地震   147年

今年で171年…南海トラフ地震といっても、3か所くらいに分けて考えた方が良いかもしれません。

さて、ここまでの話で気付いた事を述べてみたい。

国の被害想定

7月1日政府の中央防災会議が、南海トラフ巨大地震の防災対策推進基本計画を改定しました。最大29万8千人の想定死者数を10年以内に8割減らす等、大幅な減災目標を掲げています。ん?10年以内?って事は、南海トラフ地震は、約10年後くらいか?って思ってしまうのは穿った見方でしょうかねぇ?

後ね、高い目標掲げているんですが、財政的支援は無いみたい…国はこれで良いんかな?

つづく…

コメントを残す