震災備忘録:阪神淡路大震災 

1995年1月17日以降の日付の無い記憶

阪神淡路大震災とは

1995年1月17日5時46分52秒、阪神淡路大震災が発生しました。

兵庫県の淡路島北部(あるいは神戸市垂水区)沖の明石海峡(北緯34度35.9分、東経135度2.1分、深さ16km)を震源として、マグニチュード7.3の地震でした。

犠牲者は6,434人にも達し、第二次世界大戦後に発生した自然災害では、東日本大震災が発生するまでは最悪のものであったそうです。

あれから、もう30年も経過したんですね。 あの時の経験と、今となって気付いた事を書き記しておきたい。

平時でも人は死ぬ

まぁ、当たり前のことであるが、人は何時かは死ぬ。

ただ、死の原因には変化があるようです。

例えば交通事故。1970年交通事故の死亡者数(警察統計):16,765名。

一日平均約49名が個通事故で亡くなった事になります。

交通戦争とか言われてたか?ちなみにこの年、私も交通事故に遭いました。

死にかけたそうです。私の事は別として、1970年の交通事故の死亡者数は

いまでも一番交通事故死数だそうです。

今どうなのか?昨年2024年の交通事故の死亡者数は、2,663名。

一日平均約7名が個通事故で亡くなった事になります。

約半世紀で、85%くらい年間の交通事故の死亡者が減ったことになります。

法律の整備・救急体制・医療技術・道路整備・自動車の性能等、交通事故は人の力で減らす事ができると思います。

逆に増加した死因。熱中症で亡くなった方は増加しているようです。

朝日新聞の記事では、1980年代の10年間の熱中症死亡者の総計:580名

年平均58名位が熱中症で亡くなっているようです。

これが2015年~2024年の10年間では、12,475名が熱中症で亡くなっているようです。

年平均1,248名位が熱中症で亡くなっている事になります。

80年代と比較すると年平均21倍強増加しています。

地球温暖化による気温の上昇が原因の一つのようですが、こればかりは一国でどうにかなるものでは無いような気もしますが、国が熱中症対策を義務化したのも分からんではないかと思う。

さて、ここまでの話で気付いた事を述べてみたい。

平時って無くなってしまったかもしれない。

熱中症に注意が必要になるには、気温25度、湿度70%以上からだそうで、

別に炎天下って事では無いようです。十分、室内にいても発生する可能性は有る。

高齢者や肥満の方は注意が必要らしいのですが、これから更に高齢化が進む日本。

平時って無くなってしまったかもしれません。

つづく…

コメントを残す