1995年1月17日以降の日付の無い記憶
阪神淡路大震災とは
1995年1月17日5時46分52秒、阪神淡路大震災が発生しました。
兵庫県の淡路島北部(あるいは神戸市垂水区)沖の明石海峡(北緯34度35.9分、東経135度2.1分、深さ16km)を震源として、マグニチュード7.3の地震でした。
犠牲者は6,434人にも達し、第二次世界大戦後に発生した自然災害では、東日本大震災が発生するまでは最悪のものであったそうです。
あれから、もう30年も経過したんですね。
あの時の経験と、今となって気付いた事を書き記しておきたい。
まだ危機は残っている
30年前に阪神淡路大震災が発生しました。都市直下の大きな地震で大きな被害が発生したのですが、どうもまた発生する可能性があるようです。
30年前に最大震度7の揺れを起こしたのは「六甲・淡路島断層帯」。主部は大阪府箕面市から淡路島北部へ続く「六甲山地南縁-淡路島東岸区間」(長さ約71㎞)と、「淡路島西岸区間」(同約23㎞)だそうです。
地震本部によると、たまったエネルギーを阪神・淡路で大きく解放したのは、このうち淡路島西岸区間。北淡町(現・淡路市)の地表には西岸区間の一部である野島断層が現れ、地殻変動のすさまじさを示した。野島断層…何か記憶にあります。
一方、六甲山地南縁-淡路島東岸区間の動きは西岸区間に比べて小さく、エネルギー解放は71㎞にわたる全域には及んでいないそうです。地震本部は「阪神・淡路での活動は、この区間で起こりうる規模の地震より一回り小さかった」としているそうです。
あれで、一回り小さい?何かの間違いなら良いのですが…。
六甲山地南縁-淡路島東岸区間の最新活動は16世紀と推定され、割れ残りの部分は400年以上活動していないそうです。そのため、今後30年間の地震発生確率を表す地震本部の長期評価は「やや高い」に相当する最大1%、M7・9と想定された。確率は数値としては低いが、危険度では2番目に高い「Aランク」に分類。ん?また発生するのか?
活断層がある以上、何れ地震は発生するのでしょうが…活動期に入ったって事なのでしょうか?先般、南海トラフ地震の新たな被害想定が発表されましたが、阪神淡路の地震の被害想定は出ていないようです。う~む、どうなんだろうか?しかし、地震は予知できないよだし…。座して死を待つ気はないんですよね?
さて、ここまでの話で気付いた事を述べてみたい。
日本に住むと言う事
日本の国土の面積は、約378,000㎢構成比は0.25%。で、この国でマグニチュード6.0以上の地震の約10%が発生しているそうです。また日本には活火山が111あります。これも世界の約10%だそうです。台風も毎年やってきますし、何か最近台風の規模大きくなった気もします。台風以外にも、線状降水帯なんて昔は聞いたことが無いような雨の降り方もあります。日本に住む以上、自然災害は何時何処で発生してもおかしくないんです。
今迄、経験しなかったのなら、それは「運が良かった」だけかもしれません。
日本に住む以上、災害対策「自助」は必然だと思います。
つづく…。

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