阪神淡路大震災とは

1995年1月17日5時46分52秒、阪神淡路大震災が発生しました。

兵庫県の淡路島北部（あるいは神戸市垂水区）沖の明石海峡（北緯34度35.9分、東経135度2.1分、深さ16km）を震源として、マグニチュード7.3の地震でした。

犠牲者は6,434人にも達し、第二次世界大戦後に発生した自然災害では、東日本大震災が発生するまでは最悪のものであったそうです。

あれから、もう30年も経過したんですね。

あの時の経験と、今となって気付いた事を書き記しておきたい。

「天災は忘れた頃にやって来る」

阪神淡路大震災の被害想定、私の記憶には無い。と、言うより関西で地震発生する事自体考えた事が無かったと思う。それくらい、当時私の地震に対する意識は低かった。

私が生まれた以降位の、日本で発生した大きな地震を調べてみると…。

1968年5月16日十勝沖地震：北海道

1972年12月4日八丈島東方沖地震：関東

1973年6月17日根室半島沖地震：北海道

1978年1月14日伊豆大島近海の地震：関東

1978年6月12日宮城沖地震：東北

1983年5月26日日本海中部地震：東北

1984年9月14日長野県西部地震：北陸

1987年12月17日千葉県東方沖地震：関東

1993年7月12日北海道南西沖地震：北海道

1994年10月4日北海道東方沖地震：北海道

1994年12月28日三陸はるか沖地震：東北

1995年1月17日阪神淡路大震災：関西

そう、私が生まれた頃から阪神淡路大震災まで関西では大きな地震は無かった。

初めて経験した地震が、阪神淡路大震災だった…。

では、遡って関西や西日本で大きな地震は無かったのか？

1952年7月18日吉野地震：中国・四国地方

1948年6月28日福井地震：北陸

1946年12月12月21日昭和南海地震：和歌山・四国沖

やっと関西がでてきました。

約半世紀、関西では大きな地震は発生していなかった。

う～む、関西での大きな地震の発生を考えて無かったのは私だけでは無かったかもしれませんね。

正に「天災は忘れた頃にやって来る」です。

さて、ここまでの話で気付いた事を述べてみたい。

南海トラフ地震

先般、内閣府検討会が新たな被害想定を発表しました。

30年以内に80％程度の確率で発生するとされる、駿河湾から日向灘沖の震源域で発生する地震を想定したものです。約10年ぶりの見直しのようです。

南海トラフ地震と関係ありそうな過去の地震は、上記の

1946年12月12月21日昭和南海地震：和歌山・四国沖

1944年12月7日東南海地震：三重沖

1941年11月19日日向灘沖で地震：九州

1939年3月20日日向灘沖で地震：九州

1931年11月2日日向灘沖で地震：九州

私は、地震の専門家では無いので、あくまでも地震の素人の考えですが、

どうも南海トラフ地震と言っても、トラフの西の方は以外と地震が発生している？

1854年12月23日安政東海地震

1854年12月24日安政東海地震

この時はトラフの東側と西側が連動して地震が発生したようです。

トラフの東側は、約170年地震が発生していない？

で、トラフ西側は、約80年地震が発生していない？

う～む、一言で南海トラフと言ってもどうも一遍に全部動くと言う感じではないようです。

となると、東側、所謂駿河トラフでの地震発生が気になるんですがね？

つづく…。