1995年1月17日以降の日付の無い記憶
阪神淡路大震災とは
1995年1月17日5時46分52秒、阪神淡路大震災が発生しました。
兵庫県の淡路島北部(あるいは神戸市垂水区)沖の明石海峡(北緯34度35.9分、東経135度2.1分、深さ16km)を震源として、マグニチュード7.3の地震でした。
犠牲者は6,434人にも達し、第二次世界大戦後に発生した自然災害では、東日本大震災が発生するまでは最悪のものであったそうです。
あれから、もう29年も経過したんですね。
あの時の経験と、今となって気付いた事を書き記しておきたい。
想定外?
神戸市は過去何度も大きな水害にあったせいか、水害対策はかなり進んでいるようです。
坂の街ですから、大雨が降ると、山から街、海に一気に水が駆け降りる。
そのスピードを遅くする(途中で貯める)設備があるよいです。
それでも、やはり心配になってしまう。今年、東京でも大雨で地下街に降りる階段を水が滝の様に流れていったり、地下鉄の駅が水浸しになったりした報道がありました。
要は、排水能力を超えた水は、排水管では無い街中の低い所に向かって流れていくと言うことだと思います。調べてみると、8月21日港区付近で18時から19時までの1時間に約100㎜の降雨を記録。気象庁は記録的短時間大雨情報を発表しました。
局地的にはこの雨量に対応できない事があったと言うことでしょうか。
今年8月29日神戸気象台は、兵庫県南部で線状降水が発生。(神戸市では無かったらしい)
3時間に150㎜を超える雨が降ったとみられています。
今までに無い、大雨は起こり得るんです。
さて、ここまでの話で気付いた事を述べてみたい。
想定外?
気候温暖化が原因と言われている様ですが、短時間に大雨降る、又は線状降水帯のように数時間大雨が降り続ける。神戸は過去に大きな水害を経験していますが近年の大雨は未だ経験していない?東京の様な1時間に100㎜の雨が降ればどうなるか?
東京と違い坂の街である。排水能力を超えた雨水は坂道を流れていく。低い所を目指して。
海に流れてくれれば良いのですが、東京の様に地下への階段、地下鉄の駅大丈夫なのか?
自然災害は地震だけでは無い。大きな地震は経験したが大雨は未だ…但し先例は有る。
もし、発生しても想定外とは言えないと思うんですがね。
つづく…。

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